神奈川県環境農政局環境保全部環境計画課、かながわ環境保全推進会議が、TVKと組んで毎年行っているイベント「アジェンダの日2012」、tvk「収穫祭」が6月2日(土)、3日(日)に開催され、今年も出展した。
いつも出展会場は横浜の日本大通りであったが、今年、神奈川地域交流会の出展ブースは、海側に離れた「象の鼻パーク」が割り当てられた。
出展内容は、例年とほぼ同じで、
●ソーラータウン(愛知万博で披露した畳1畳ほどのソーラータウンのジオラマ)
●太陽光発電でドン!(手回し発電機と太陽光パネルとの発電競争)
●太陽光発電の電力でのDVDビデオの放映(太陽電池パネルの発電をコントローラーとインバーターで交流電源に変換して)
●噴水(太陽電池パネルの発電した直流電源で、風呂から洗濯機へのポンプを利用)
●おもちゃのソーラーグッズで遊ぼう(子供向け)
●太陽光発電なんでも相談コーナー(太陽光発電関係の説明パンフレットなども配布)
初日の2日は、気象予報では曇りから午後は雨はずであったが、日も射すよい天気になった。気温も高く暑いくらいでであった。人出もまずまずで、「ドン!」やソーラータウンがにぎわっていた。小学生の男の子数人は、ソーラータウンの模型電車に夢中で、途中から動かなくなっていたものを動くように直してくれる場面も。きっと自分たちも持っていて経験があるのだろう。小さい子供は、ソーラーカーのおもちゃのとりこになって親たちを困らせている一幕も。

一日好天に恵まれて午後5時に終了、翌3日は午前中から雨の予報。夜の雨でブースが水浸しになってもいいように万全の処置をして帰った。

一日好天に恵まれて午後5時に終了、翌3日は午前中から雨の予報。夜の雨でブースが水浸しになってもいいように万全の処置をして帰った。

2日目は雨降りのつもりでテントを開けたが降る気配はない、それどころか日差しが見えてきた。モジュールも発電は順調。しかし、天気が悪いと思ってか、観客の出足はよくない。11時ごろになっても前日より少ない。ようやく午後になって、少し増えた。日本大通りの方はどうかと偵察に行ってみると、こちらは混雑で人ごみをかき分けて通るほどであった。やはりメインの通りは違うんだとひがむ気持ちが出かかった。


気になる「ソーラーセンター」のブースがあるというので行ってみると、入り口に「綿あめ」の器械をでんと据えてサービスするらしく子供たちが詰めかけていた。テントの中は県が作ったソーラーセンターのポスターだけ、同じものがぐるりと貼ってあった。

肝心の太陽光発電についての反応は、「太陽光発電をつけませんか」と声をかけると、以前と少し違って、関心のある方が増えた感じは受けた。実際に設置を考えている人も何人かはいた。しかし、値段が高いもの、どれだけ持つの、故障するのでは、瓦屋根に重くてつかないでしょう。などという反応が依然としてある。一方、太陽電池モジュールでいろいろ試みたいという人が結構多く、説明を聞き、どこで買えるかなどと。ホームセンターなどでどんどん売るようになればいいのだが。


幸い?予報に裏切られた2日間のイベントは、16時に無事幕を閉じた。

横谷 記

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