去る2月5日(日)「かながわソーラーセンター」支援、太陽光発電システム導入説明・相談会の第2弾、小田原市の後援を受けて「小田原アリーナ」大会議室で開催された。
会場は大変立派な施設であるが、公共交通機関の利用では不便な場所なので、参加者数が心配されたが、予定の50名には及ばなかったものの、開催時刻の午後1時近くになると集まりは始め、ご家族組もいるものの30数名を数えた。中には業者の方も数人いた。
内容は、
1)「かながわスマートエネルギー構想」について、「かながわソーラーバンクシステム」の業務内容の紹介、「かながわソーラーセンター」の役割等について説明があった。
2)太陽光発電システムの導入について、太陽光発電が今どんなメリットがあるのか、設置に当ってどのような点に留意すればよいのか、また、システムが正常に働いているかどうかをどうやって知るか。そのためには「PV健康診断」が有効であること。どんなトラブルがあるかなどについて例を挙げての説明。
3)最後に、「わが家の発電実績」と題して、実際のシステムの年間の発電状況の説明。自給率100%を目指してどのような作戦を実行したか。補助金や買取価格などが変化してきた中の10年間の実績を踏まえて、設置費用の償却に何年かかるかなどを予測してみせた。
約1時間半の説明に、みなさん席も立たず、熱心に聞き入っていた。

終了後の質問に入ったが、次々と具体的な質問が飛び出し、中には年度末で、市町村の予算が終わりになっているところはどうするか」「市に問い合わせたら3月31日までに完成しなければ補助金は出ないと言われたが」などの質問に、たまたま参加してくださった、県の、太陽光発電推進課の山口課長から、「それは市の言う通りで、3月いっぱいに完成しないと県・市の補助金はもらえません、国は別ですが」など、適確な答えをいただく一幕も。

更に「では来年度はどうなる?」山口課長、「県としても、より効果のあるような政策、予算を組んでいるところです」と応じていた。

横谷 記

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